「あなたの番です」のHuluオリジナルストーリー「扉の向こう」。
502号室南さんのエピソードです。
南サザンクロスという芸人としての仕事風景が描かれています。
「事故物件住んでみました」というテーマで動画を撮影しているシーンから始まります。
マネージャーの遊佐健くんに「笑えない」とダメ出しされています。
遊佐くん的には、血痕を映してから驚くリアクションをする自分を映す、というベタな演出がお好みのようです。例えとして「出川哲郎のようなリアクション」と言っています。
どうでもいいですが、イチオシ芸人は、かが屋とゆにばーすだそうです。
他の芸人さんを褒めたり、「売れている人を見習った方がいい、出川さんにもなんとなく似ているし..」と言ったりする遊佐くん。
南さんに「それは失礼でしょ。俺には俺の良さがあるんだから、うまく引き出してよー、それがマネージャーってもんじゃない?」と言われてしまいます。
さっそく遊佐くんは先輩に電話して「もうあの人無理」とグチります。
お笑いに対する熱意が伝わってこない、と。
しかし先輩の話だと、高知で細々とやっていた南さんが、「どうしても東京でひと山当てたい!」と社長に土下座する勢いで頼み込んで今の事務所に入ったそうです。
「お笑いは人を救うと思っています、って面接で言って入社したお前とは合うはずだから。」とアドバイスを受けます。
別の日、遊佐くんは南さんに「ド直球のお笑いコンテンツを作りましょう!」とチャレンジ企画を持ってきます。
ネットで人気を得るには若年層の獲得が不可欠だから、子どもが爆笑する動画を作りましょうと提案する遊佐くん。渋る南さんに「ずっと独身なんですか?お子さんは?」と質問します。南さんは「何年も前に出ていっちゃった…」と言います。
「おもしろい動画撮れば、奥さんと子供さんに届きますよ!やりましょう!」と熱くなる遊佐くん。
「やってみよう!!!」と乗る南さん。
いくつかチャレンジしますが、どれも笑える仕上がりではありません。
「笑ってくださいよ、本気で人を笑わそうと思ってますか?僕は、笑いは人を救うと思っています。南さんには志はないんですか?」と言う遊佐くん。
「目の前で血を流して死にかけている人がいるたとして、ギャグやって笑わせたら救えるとでも思ってんのか?!冗談にしても笑えねーよ。」とキレる南さん。
驚く遊佐くん。南さんはすぐにおどけた感じに切り替えますが、微妙な空気です。
遊佐くんが帰ったあと、南さんはお子さんの写真を悲しそうにお子さんの写真を見つめています。
また別の日、南さん宅を訪ねた遊佐くん。
南さんはマジックで口角を上げたメイクをして泣きながら撮影をしています。
「何してるんですか..。」と怯える遊佐くん。「笑ってんの。俺が笑ってないと子どもが笑えないでしょ。」と南さん。
マジックで口角を上げた口元のアップでこのエピソードは終了です。
高知で「細々とやっていた」という描写がありますが、芸人ではなさそうですよね。
お子さんの事件があって、何かをつかんだから東京に来たのでしょう。
南さん、田宮さん、黒島ちゃん、内山が高知でどう繋がるのかなど、今後も注目です。
引用元:Hulu